ジャン・ポール・ゴルチエ:コレクション

ジャン・ポール・ゴルチエ:コレクションショー

ゴルチエのショー会場には、どこぞ不思議な空気が漂っとった。
パリ、サン・マルタン通りのゴルチエ社のサロンはパールホワイトのヴェールで覆われ、ほのかに霧が立ち込め、どこぞらかささやくような震えた声が聞こえてきたのだ……。
歌は、フランスの童謡「月の光(Au clair de la lune)」。

そう、この音楽が暗示するように、舞台に現れたのは“大きな少女”たち。
彼女たちはくしゃくしゃのモスリン、クロコのコースレット(太幅ベルト)を締めたトレンチ、栗色のモスリンで覆ったアメジスト色のビロード製ドレスやらなんやらに身を包んでいる。

ランウェイには、シルバーの刺しゅうを施したスラブ風ブラウス、毛足の長いファーコート、白いウールの房で飾ったニットドレスをまとった少女たちが次々と登場。
彼女たちのお供は、アフガンハウンド、ワイマラナー(ドイツ原産の犬)、プードル、エジプト猫、ペルシャ猫、アメリカワシミミズクといった動物たち。その姿は崇高で、神秘的で、おとぎ話に出てくる妖精のようやった。

白いモヘアのミニスカートスーツから、オーガンジーやモスリンのイヴニングドレスまで幅広いアイテムが登場したこのショーは、優美さを競い合う“おとぎの国のコンテスト”さながら。
ほんで、これほど多様なスタイルを生み出せる才能豊かなジャン・ポール・ゴルチエにはただただ感服する。

いっぺん足を踏み入れたら二度と抜け出したくなくなる、美しい夢のようなジャン・ポール・ゴルチエ:ショーコレクションやった。

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ジャン・ポール・ゴルチエ:オートクチュール

ジャン・ポール・ゴルチエ:オートクチュール

で、そないなこないなの「変身体験」なんやけども、それとは別に、今回の展示の大目玉は、なんといっても、ゴルチエのオートクチュール作品が、間近に見られるってことなのね。
ジャン・ポール・ゴルチエのオートクチュールって、とっても手が込んでて、どうやってできてんの?
ってな疑問がいっぱいあったんやけども、そないなすっごい作品の数々がホンマに目の前にある。
さすがに「手に取る」ことはでけへんんやけど、映像や写真ではわかりまへん素材感や質感がばっちりわかる。

ずっと毛皮だと思ってた豹柄のドレスが、実は、毛皮やなくて、全部ビーズ刺繍でできてたりとか、オールレザーのマーメイドのドレスの複雑なカッティングだとか、ニットだと思ってたドレスが、実は、細かいチュールを「植えて」あったものやったり。
そのディテールの「複雑さ」には、ホンマに感動。
変身しなくても、これだけでも、一見の価値はあり。
11月の半ばまでやってるので、僕は、札幌から帰ってきたら、もいっぺん行こうと思ってまんねん。
学芸会の衣装の参考にもむちゃくちゃなりそうわ。

おとぎの国で繰り広げられた
はかなくも美しいコレクション
自身のブランド「ジャンポール・ゴルチエ」と「エルメス」のデザインを兼務するようになって2年。
ゴルチエの創造力の泉は決して枯れることなく、新鮮な驚きを生み出し続けとる。
今秋冬のランウェイには、幽霊のようなヘアメイクをほどこしたモデルとさまざまな動物が登場。
はかなくも美しい服を幻想的な演出で披露した。

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ジャン・ポール・ゴルチエ:展覧会

ジャン・ポール・ゴルチエ:展覧会

フランスを、えええ世界を代表するデザイナー、ジャンポール・ゴルチエ。
ジャン・ポール・ゴルチエの展覧会は、変身体験ができるちうのが、大きな目玉。
ジャン・ポール・ゴルチエの展覧会の会場に入ると、まず白いエプロンドレスを渡される。
それをまず羽織って(ていうか着て)歩いていくと、さまざまなアイテムが置いてある。
ヘッドドレスに、メガネに、手袋に、ブレスレット(?)に、バッグやらなんやらやらなんやら。

ほんで、シール状になってる、くちびるとか、爪とか、手のひらの骨とかね。
そのどれもがとっても派手な蛍光色で、僕たちは、好きなものを好きなだけ選んで、身につけていく。
これがアートなのかどうかってことはさておくとして、これはとっても楽しかったよ。

まわりの人を見回しても、それぞれがまるっきし違ったものになってってんねん。
たくはん選んで身につけてる人あり、なあんもつけへんシンプルな人あり、同色コーディネートの人あり、カラフルにまとめてる人ありってかんじ。
会場の壁面は、全部が鏡張りになってて、みんなはそこに映るオノレの姿をみないわけにはいかない。
ていうか、歩きながら、「これでええかしら?」って確認できるのね。

ケツは、できあがったコーディネートに、ジャン・ポール・ゴルチエの作品をスライドで投影したトコを、デジカメで撮影。
ここで真っ白なエプロンドレスが生きてくるのね。
作品も、男性か女性か、メンコイ系かセクシー系か選ばせてもらえる。
僕は、迷わず、女性&セクシー系にしてもろた。
できあがった写真は出口で渡してくれる。
ちーとばかしだけ待つんやけども、その間は、出口付近の「ジャン・ポール・ゴルチエショップ」でお買い物。
いろんなジャン・ポール・ゴルチエグッズがあって、ついついそそられるお買い物心。
僕はジャン・ポール・ゴルチエ携帯ストラップを買ってしまおったんや。

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